憲子さんは埼玉県から1時間半もかけて、このスタジオに通ってくださっています。
憲子さんを魅了する「アナトミック骨盤ヨガ」。その理由をお手紙という形で、流麗な文字にして綴ってくださいました。
私がアナトミック骨盤ヨガに出会ったのは、ほんの偶然がきっかけでした。
今思えば、これも”神様がこんな方法もあるよ”と示してくれたものなのかもしれません。
私は丁度3年前に婦人科の手術をすることになりました。
長年悩んできた貧血の悪化により、医師により手術を勧められたのです。
その内容と言えば、子宮と卵巣の全摘出という、私にとっては重いものでした。
悩みましたが医師に勧められたように手術を受ける決心をしました。
自分で調べたり、診察の際に医師に質問もしてみましたが、自分の体調が今よりよくなる可能性がある手術という方法を選びました。
この最悪の状況を早く抜け出したいという一心だったと思います。
手術を受けるにあたり、生理を止めるホルモン剤の注射を受けるようにと指示されました。
少しでも子宮を小さくして手術時に大量出血をしないようにするためです。
人間の身体は自然な流れを止めようとすると、大きな反発する力があります。
このホルモン剤の投与によって、私は強制的に更年期障害という症状が現れるようになりました。
その当時、私はこの症状も手術までの我慢で終わったら大丈夫...と甘く考えていました。
しかし手術が終わっても同じような症状が続くとは思ってもみませんでした。
この時しみじみと「薬の怖さ」を感じたのです。
間もなく手術を受け成功。1ヶ月半の療養ののち、職場へと復帰しました。
私の更年期の症状は、肩こり、むくみ、しびれ、倦怠感、ホットフラッシュ、不眠でした。
定期的な術後の診察にいっても「少し時間が経つと身体が慣れてくるはず」と言われ、漢方薬を処方されました。
しかし1年経っても2年経っても、改善の兆しはあまり実感できず、いつも重だるい気持ちが消えませんでした。
そんな時、近所のスポーツクラブでレッスンをされていたいつみ先生のブログから、Manawa Houseのことを知り、体験クラスを受けることにしました。
そこで初めて ”アナ骨” を知り、何故かよくわからないのですが、受けてみようと思ったのです。
アナ骨の目指す効果など、何一つ知らないまま、惹き込まれていったのです。
初めて受けたときは ”とにかくキツい..."。脚はプルプル、全身は筋肉痛...。
でも不思議と、「またやりたい...!」と思いました。
何回もレッスンに出ているうちに、このアナトミック骨盤ヨガの効果をのりこ先生から聞くうちに、
「私にピッタリなヨガだ!」と気がついたのです。
アナトミック骨盤ヨガを考案された内田かつのり先生と、のりこ先生のホームページに特徴として載っている効果ー
骨盤に特化した筋肉を、能動的に動かすことによって、骨盤内を通る副交感神経が作用され、自律神経の調整へとつながるー
様々な更年期症状と呼ばれるものが少しずつ和らいで来たとき
「まさにこの事か!」と思いました。
そして何より、薬に頼らない自力整体、代替医療としての一つの治療メソッドとしてのアナトミック骨盤ヨガの効果を実感しています。
私のような更年期の症状に悩んでいる方にも、是非実感してみていただけるといいかなと思います。
まだ始めて半年しか経っていませんが、出来る限り細く長くアナトミック骨盤ヨガとお付き合いしたいと思っています。
一人で黙々とヨガをするのももちろんいいですが、仲間と一緒に、少しでも可能性を引き出し、そして自分に向き合える時間が
アナトミック骨盤ヨガの魅力です。
自分から動き出せば、必ず何か変わっていく!
人それぞれ、目的は違っても年齢も関係なく、何か変われることが実感できる、そんな気がしています。
そしていつも優しく迎えてくれるManawa Houseとのりこ先生が大好きなのです。