「身体を扱う仕事をするなら、医者と対等に会話ができるくらいを目指したっていいはずだよ。」
鍼灸師であり、ヨガ解剖学講師である恩師・内田かつのり先生が、ある日私に与えた言葉。
いつものことだけど、口調は優しく、仰ることは厳しい。かなりの豪速球です。
けれど、はっきり言ってごもっとも。
こんな鋭い直球を投げかけていただく私は、とても幸せものです。
少し時間が経ってしまいましたが、先月開催されたアジア最大級のヨガイベント、
ヨガフェスタ2013で、内田先生の「アナトミック骨盤ヨガ」のクラスで、お手伝いをさせていただくという
特別な機会を頂きました。
いままでの骨盤系ヨガの常識を覆す、このアナトミック骨盤ヨガメソッド。
参加していただいた方が60名ほどいらっしゃって、そのみなさんに
とにかくその ”効かせどころはしっかり伝えたいんだ!” ということで、
先生からお声をかけていただきました。
私自身が、7月から始まった先生のこのクラスを受け、いままでしていた
翡翠の指輪がスルリと落ちてしまうほどぶかぶかになり、
体重も4キロ落ちるという、とにかく間違いなく効く、驚きのメソッド。
先生のその思いを全身で受け止めて、サポートさせていただきました。
当日は会場入りした後、先生と机を囲んで打ち合わせらしきものが始まるのかと思いきや、
「打ち合わせしたって、その通りになんていかないもんだよ〜。」と、
ニコニコと余裕な先生。
こんな大きなステージなのに...
私にとってはアドリブ能力を試されているかのようでした。
そしてスタート直後、先生からまたも飛んできた変化球。
「のりちゃん、ホワイトボード書いて〜。」
ああ、この先生に着いていくには、むちゃ振りにもすぐさま反応できる
気転というものが必要だぁ〜と、お口をぽっかり開けながら書き込む私。
実はこのヨガフェスの3日前にも、もの凄い勢いのボールを投げかけてくれた先生。
この球を打ち返せるのは、私くらいだろうな〜なんて
密かな自負を抱いたりしようものなら
「どんだけ自分が好きなんだよ。。。」と見抜かれてしまうのです、最近。
クラスに行っても、何かしらの悔しさを持って帰らせてくれたり、
厳しいこと言って私の向上心をいつも刺激してくれる先生が心底好きです。
内田先生のヨガ解剖学のWebサイトに、
私のヨガ解剖学への思い、先生への思いを綴らせていいただくという
また特別な機会をいただきました。
よかったらご覧になってみてください☆
http://www.anatomy.jp/voice/491.html
協力してくれた、あゆみちゃん、麻里ちゃん、さやかさん、裕子さん、洋子さん。
ありがとうございました^-^
- Noriko -