翌朝のモーニング。
先生から「〇〇コーヒーってところのフレンチトーストと、卵サンドが美味しいんだよ〜!」と教えていただいていて、
その老舗の喫茶店へ。名前忘れちゃった、〇〇コーヒー。
実は私は相当な、ゆーじゅー。
どっちをいただいたらいいんでしょうか...~.~;
どうせなら、1つだけ教えてくれてたらよかったのにぃ...
なんて先生のせいにしながら、
とりあえず朝は、卵サンド食べて、お腹空かせてお昼にまた来て、フレンチトースト食べればいいじゃん!ってことで解決。
卵サンドは、卵が見事にふわっふわに焼かれていて、アツアツで、まったく食べたことのない食感。
本気で美味しかったです〜しあわせ。
けどお昼までにお腹を空かせることはできず、フレンチトーストまではいただけませんでした。
それだけが、ちょっと心残り。
余談ですが、決断力を養いたければ、ファミレスなどに入ったときは、メニューを見る前にベルを押せ!
なんていう言葉を聞いたことがあります。
絶対ムリ。
そしてヨガスマイルのイベント会場へ。
ヨガスマイルは、京都最古の禅寺・建仁寺の両足院というところで開催されるのですが、祇園から建仁寺に続く、花見小路通がとても趣のある通りなんです。
その花見小路で建仁寺の副住職の伊藤さんと、ヨガジェネレーションの酒造(MIKIZO)社長にバッタリ。
「のりちゃん、両足院に入る前に、建仁寺さん拝観させてもらい〜!絶っ対っ観といた方がええよ!」とMIKIZOさんに勧められ、講義が始まる前に覗かせてもらいました。
上段の3枚の写真、観たことありますでしょ?
むか〜し「風邪引いてまんねん〜」っていうCMがありました。
その風神雷神と雲龍図〜ここのお寺さんにあったとは、知りませんでした。
お寺の空気。
一切の澱みがなく、キリッと澄み切っていて、何度も何度も深呼吸しました。
空気がおいしと思う感覚を、少し忘れかけていました。
そして時間になり、両足院へ。
内田先生の完全座学は私も初めてだったのですが、やっぱり先生のお話はどの教科書を探したって、
決して書かれていないことばかり。
初めからそうとわかっていたから、京都に行こう!と思ったのですが、
内田先生にしか作り出せない、ズシーンと胸に響く、キュンと胸を締めつける、あたたかい言葉で溢れたその部屋は
すきま風の冷たささえ、忘れさせるほどでした。
3時間半を過ごして、すっかり暗くなった外を眺めた時、ほんのりセンチな映画を観たあとのような、優しい気持ちになってました。
なかなか活字で表現しにくいのですが、
翌日東京に戻った後のクラスで「先生はこんな話をされてね...。」なんてそのままを伝えると
目頭を熱くして聞いてくださった方もいたんです、そんな優しさ。
いつも東京でよくしてくれてます、ヨガジェネレーションのみなさん。
毎日が学園祭ですか?ってノリのこの人たち。
みているだけで気持ちがパッと明るくなります。
講義が終わって、両足院を出る時、みんなでハイタッチで送り出してくれ、
京都の旅はTHE END。
私にしては、珍しく、ブログっぽい記事を書いてみましたが、楽しかった思い出を「楽しいかった!」と素直に綴りたい気持ちであふれた京都の2日間だったのです。
これからもちょくちょく、日常とか、ちょっと特別なこととか、綴ってみようと思います。
- Noriko -