6月29日(木)。内田師匠に連れられて、新横浜に来ました。
自分のことを、「あぁなんて私はバカなんだ...」と嘆くことは誰にでもあると思います。
自分のバカさ加減に、苛立ち、もがき、苦しむ。
ただ、こう思うこともあります。
本物のウマシカは、自分がウマシカであることすら、気づいていない。
それ以上に幸せなことって、この世の中にあるんだろうか。
私も本物のウマシカであれば、これほど苦しまずに済むのに...。
いつだったか大きなヨガイベントのパンフレットに、一人のヨガ講師が
「解剖学に精通している」と自分のプロフィールに書いていました。
え!?こいつ、ウマシカか!なぜこんなことが書けるのか?
少なくとも、私より身体のことは知るはずがない。
だけどウマシカ。平気で書けます。
恥も外聞も知らないウマシカであったなら、私もこんなプロフィールが書けるのに。
何度も見直した「精通している」。
羨ましくて、嫉妬すら抱いてしまいます。本物のウマシカは、本当に幸せです。
いっそのこと、私もウマシカになりたい...本気でそう思いました。
これくらいウマシカになれたなら、どんなに幸せだろうかと。
いやいや、やっぱりウマシカは、見ていてイタい。イタすぎる。
私がこれほどまでになったら、親が悲しむでしょう。
内田パパのお休みの日。
母校の図書室へ向かわれました。
どうしても知りたいことがあるようですが、
探していた解剖学の資料が絶版となり、探しています。
解剖学に精通しているその方。
「私はウマシカでない!解剖学に精通している!」とそれでも言い張るのであれば、師匠に紹介させてください。
まずは私が頭を下げに行きます。
この世界から身を引く覚悟で、頭を下げに行きます。