12月28日のクラスをもちまして、2019年のクラスはすべて終了となりました。
今年も多くの皆様にクラスにご参加いただき、無事に1年を終えることができましたことを、心より感謝申し上げます。
また年末最後というのに私がインフルエンザを発症し、皆様にはご迷惑をかける形となりましたことを心よりお詫び申し上げます。
ですが大変ありがたいことに、最後のクラスは私の唯一無二の師、内田かつのり先生が代行を引き受けてくださり、2019年に盛大な華を飾ってくださいました。
窓越しに皆様の勇敢な姿を拝見しておりました。
背負わせたわけではないのに、 確かに背負っているマナワイズム。
動き一つ一つに礼節を持ち、謙虚さがある。
言い訳は恥とし、 泣き言は鼻で笑う。
覚悟を持ってポーズへ挑み、
美学を持ってポーズをほどく。
Manawa Houseが伝えたいヨガであり、逞しく生きるために養いたい心。
皆様ひとりひとりの背中が、「どうよ。」とばかりに見せつけてくれました。
またこの日は、このスタジオで鍛錬を積まれてきた森下由美子先生、植木由美子先生が受付業務を引き受けてくださいました。
頼ってみなければ気がつかなかった彼女たちの頼もしさがあり、優しさがあり、彼女たちを100倍好きになることができました。
日頃、人様に頼ることを極端に嫌う私が、大切なことを学ばせていただきました。
日頃の憂さを吐く息で飛ばし、悔しさは奥歯で噛みころし、心の垢を汗で流しては、「色々あるけど、まぁいっか!」とマットをたたむ。
勇ましく明日へ向かう皆さまを、「気をつけてねー」と見送っては、旨い酒で眠りにつく毎日。
今年も楽しく仕事をさせて頂きました。
呼吸のできる範囲で当たり障りのないヨガをすることにどんな魅力があるのか。
当たり障りのない生き方より、喜びは謳歌し、悲しみはシャウトする人生の方がよほど艶っぽくなるのであれば、ヨガのアーサナも同じこと。
人生の縮図であるマットの上の皆様が、最高にシビれる魅力的な生き様を見せつけてくださることを、また来年も楽しみにしております。
どうぞ皆様、よいお年をお迎えください。
さかたのりこ